Live Report! RHYTON @ Shea Stadium Jan 26 2012

Live Report!「RHYTON」@ Shea Stadium Jan 26 2012

UPDATE 2012/03/11 23:17

NYブルックリン在住 Emi Nipsによる現地ライブレポート!

RHYTON

Jan 26  2012 Shea Stadium       共演:Electroputas, 1129, Woodsman

 

一月も残り数日というある日。「2012年は…」なんて言葉も言い飽きてきたこの頃。
前 回のレポに、仕事方面は「2月1日までに」が合い言葉であるということを書いたが、私はフリーランスで仕事をしているので、そのように忙しい時は、24時 間のどこに何を詰めるかという時間のやりくりが夜のライブ等に出かけられるかどうかを左右する。その2月1日ブームも佳境に入り、私のジャグリング術もそ ろそろ崩壊しそうな今日。あと2時間で仕事を終えることができれば、あの2バンドのライブに間に合うか?などと考えながら倍速でピシピシとマウスをクリッ クする。
月・ 火曜日はさすがに少ないが、水〜日曜までゴマンというイベントが行われているNY。もちろんそういったイベント情報サイトやブログも多く、その全てを チェックしていくとキリがない程。最近はすっかりFacebookの「イベントのお誘い」しかチェックしなくなってしまった。この傾向はどうなのかとも思 いながらも目をつけていた今日のイベントを再確認すると、友達のターナーがそのイベントページにコメントしていた。前々から「They are awesome! (やつらはスゴイ!)」という噂を聞いていたWoodsman(ウッズマン)を見に行くつもりでいたのだが、ターナーが「Nasty Sound(ヤバい音)」とコメントしていたのはRhyton(ラ イトン)というバンドだ。よく見るとそもそも「Rhytonのレコード・リリースパーティー」というイベントじゃないの!ターナーとはSun City Girlsのようなエクスペリメンタル・パンクやBrian Eno等のアンビエント的ジャンルでとても趣味が合うので、彼のコメントは信用度が高い。こういったコピーロボットとまではいかなくとも、確実に頼りにな る友人の評価などがすぐに分かるという意味で、情報の輪が狭いと分かっていてもFacebookをたよりにしてしまいがちである。
またやって来ました、Shea Stadium(シェイ・スタジアム)。DIYお得意のかなり押したタイムテーブルだったためWoodsmanにも余裕で、その前のバンド、1129も拝見できた。途中ちょーっと飽きてしまったもののやはりエレクトロよりの即興系音楽で、かなり上手かった。
そ して噂のWoodsmanは素晴らしく、もう大好きなのだが…だがしかし!Rhytonが本当にヤバかったのだった!!ギター、ベース、そしてドラムのスリーピースから飛び出すノイズともいえるし、エレクトロともいえるような音。でも私のツボをガッツリ突いたのはそのメタルな曲調だ。ポジティブなエレクトロノイズメタルロック?とでも言えばよいか?彼らの作り出す音が部屋を埋め、その泡に包み込まれて私は幸せいっぱいに。何てったって、私の好きな音楽の良 いところばかりを上手く掛け合わせたようなものなんだもの。
ド ラムのSpencer Herbst(スペンサー・ハーブスト)はベーシックなロックリズムを確実にかつダイナミックに叩き、ベースのJimy SeiTang(ジミー・セイタン)がそれをなぞるようにかなりエコーをかけたベースを乗せている。そしてメインのDave Shuford(デイヴ・シュフォード)がギュウウウイイイイ〜ンとメタルがかった、「ヤバい」感たっぷりのバリトン・ギターを奏でるのである。そしてそ れが揃うとアンビエント的とも言える一体化したノイズとなるので不思議ね。気づくとデイヴはギターをエレクトリック・マンドリンに変えていて、シャープさ を残しつつもよりストーナー・メタル調な曲にスペンサーがどろ〜んと歌い始めた。
う お〜!空気を埋めつくすような音は好きなことが多いが、似たようなスタイルのバンドでも途中でその曲調に飽きるものと飽きないものの違いは、やはり惹き付 けるメロディーの有無にあるのだろうか?ポップやロックと違ってキャッチーなサビがあるわけでもないのに、一曲だけではなくそのセットを通して心を掴まれ るその感じに出会うたびに、いつもそれを解明するカギがどこにあるのかしらと思う。
後 から気づいたのだが、このデイヴは他のバンドでもマンドリンか何かを弾いているのを見たことがあり、巷では名の知れたギター弾きなようだ。しかもその時の対バンがターナーのいるバンドだった気が…そうかそうか、そういうファミリーか…いや、Facebookで言うなら「friends」か。そんな事をデイ ヴとお話ししつつ、せっかくレコード・リリースパーティーということで、ここぞとばかりレコードをゲット!
かなりの暗いハコで、すみません。ビデオでは何も見えないですが、音だけでも是非聞いてみてほしい一品です。
 
Emi Nips:
翻訳&ライティング、ウェブデザイン、音楽等を総合活用したコミュニケーター。
HARD NIPS のドラマー。ブルックリン、NY在住。
http://about.me/eminips

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