Music Under New York! No.1 YAZ BAND

Music Under New York!  No.1「YAZ BAND」

UPDATE 2011/11/22 17:42

Music Under New York(MUNY)とは?

 

ニューヨーク市都市交通局による、オーディションに合格し合法的に許可を得たミュージシャンが地下鉄構内で演奏できるという1985年の開始から現在まで続いているアートプログラム。地下鉄利用者にニューヨークのミュージシャン達の素晴らしい演奏を提供するというもので、現在200組ほどの登録アーティストが25か所で毎週150以上のパフォーマンスを繰り広げている。

MUNYの公式アーティストになるためには、オーディションを受けなくてはならない。毎年1月から3月の間に規定の申し込み用紙をMUNYのオフィシャルサイトから入手し、パフォーマンスCDまたはDVD、自己紹介文やメディアに取り上げられた記事等を添付し提出する。

応募者の中から約60名が2次審査のライブ演奏を約5分間審査員の前で行う。パフォーマンスそのもののクオリティは勿論のこと、地下鉄を利用する一般の人々に受け入れられるパフォーマンスかどうかも審査基準となる。この2次審査に合格したミュージシャンたちが公式にMUNYの登録アーティストの座を手に入れ、公式バナーとともに指定の場所で演奏することができる。

 

No.1

 

バンド名: YAZ BAND

ジャンル: JAZZ、Classic R & B

MUNY 演奏歴: 9年

主な演奏場所: グランドセントラル駅、ペンシルベニア駅

インタビュー: YAZ BAND リーダー 高木靖之

 

 

 

MUNYに応募したきっかけは?

高木: 当時レストランにデモテープを持って行ったり、ライブハウスで演奏ができないかと思い活動していたのですがなかなか実を結びませんでした。何とか演奏する場所を得たいと最初は無許可で地下鉄構内で演奏を始めましたが、Music Under New Yorkというプログラムを知り、許可を取って正式に演奏したいと思い応募を決意しました。

 

オーディションはどのようなものでしたか?

高木: まずデモテープを送り、その後2次審査のライブパフォーマンスがあります。2001年に友人のバンドでオーディションを受けたのですが残念ながら落選。翌年2002年にギタリストの友人と2人でオーディションを受けて合格しました。オー ディションの審査員はMTAの人、ニューヨークの警察、ニューヨーク市の職員、ミュージシャンだったことを覚えています。

 

現在どこで何回ぐらい演奏していますか?

高木:  まず演奏の希望場所と希望時間の申請をします。そして2週間ごとに場所と時間が指定されたスケジュールが送られてきます。バンド形態だと音が大きいので、 出来る場所は決まっています。現在パフォーマンスを行なっているメインの場所はグランドセントラル、ペンステーション、ブルックリン、クィーンズですね。 夏場は駅の構内に人が少ないので週に1、2回。秋からは週3回ぐらい演奏しています。特に秋からホリデーシーズンになるとチップの入りもいいんですよ!

 

MUNYの醍醐味は?

高木:  観客が集まってくれて盛り上がってくれるととても楽しいですね。ライブハウスやクラブでの演奏はバンドの音楽を聴くためにお客様がやってきますが、スト リートでの観客はわざわざ聴きに来てくれた人々ではありません。いかに通りすがりの人の足を止めて演奏を聴いてもらうかということが重要で、それはとても 大変なことです。そういうこともあって自分はいつもお客様の顔を見ながら演奏するように心がけています。また長年やっているといつも見る顔や声をかけて くださる人が増えます。お客様から「CDはないのか?」と度々声をかけてもらるようになり、それがきっかけでCDのリリースにも繋がりました。

 

今まで演奏してきた中で一番の思い出は何ですか?

高木: 韓国に連れて行ってもらえた事ですね。7年ほど前、NYの地下鉄ミュージシャンが韓国の地下鉄でパフォーマンスするという企画がありました。NYで 私たちの演奏を見ていた観客の中にイベントのプロデューサーがいて、声をかけてもらいました。それとアリゾナのジャズフェスティバルにも招待してもらいま した。プロデューサーの兄弟がバンドの演奏を見て推薦してくださったのです。全て地下鉄での演奏がきっかけになっているんですよ。

 

今後の活動予定について教えてください。

高木: 引き続き、地下鉄で音楽を提供していきたいと思っています。来年には新しいCDの制作にも取りかかろうと思っています。

YAZ BAND(高木靖之)   Biography

 

大阪出身。大学のブラスバンドで初めてサックスを手にし、その後ジャズバンドに参加。卒業後、社会福祉施設に勤務する傍ら京都で宮哲之氏にジャズサックスを、藤井貞泰氏にジャズ理論を師事。

1992 年に渡米しNYへ。日野皓正のグループに参加していたサックスプレーヤーRob Schepsと出会いレッスンを受ける。その後永住権を取得し、ジャムセッションやストリートで演奏を重ねる。Joy Ryder & New York Rhythm Allstars、Sly Geralds Band、Since When?などのバンドでレギュラーメンバーとして参加。

2002年、メトロポリタン交通局主催のMUNYのオーディションにパスした際に結成した自身のバンド「Yasuyuki Takagi Group (現在は YAZ BAND と改称 )」で地下鉄構内で定期的に演奏活動を開始。その活動が評価され2005年に日本人として初めてMUNYのオーディションに審査員として参加。

その後3年に渡り審査員を務め、地下鉄での演奏の他にラジオやテレビへの出演、リンカーンセンターの屋外コンサートやミントンズ・プレイハウス、アポロシアター、アリゾナ州のジャズフェスティバルでの演奏、韓国ツアーなどを経て、現在もYAZ BANDを中心に精力的に演奏活動を続けている。

→ official website

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