【AMPcafe 3rd Anniversary 企画 AMP NIGHT (A面) supported by YEALO!】
2011.11.2 (wed)
open18:00
adv.1500yen / door 2000yen (+1drink)
at koenjiHIGH
【 AMP NIGHT 】
-LIVE-
オワリズム弁慶
KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE’S × 近所のメンバー
HB
nYue (音楽前夜社)
VancouverDeliciousVegetables
tha thez
自分の※イベントに呼びたいなと思っていたオワリズム弁慶のライブがあるということで、もぐらさん(もぐらか迷子と老人)にチケットお願いして行ってきた。
たいてい知らない企画や初めてのライブハウスにいく時は心の防弾チョッキでもって過剰防衛して、彼奴らがそんじゃそこらのもんをやってもはね返してクールに一部始終を見極めるっつうのが通例になっていたわけです。
しかしこの日は違った。エントランスでお客さんの層がいわゆるライブイベントのすれた夢も希望もないボアダムな客層では無く、多彩な顔があって活き活きし とる。CLUBよりっていう感じなのかな、軽やかさがある。遊ぶぞっていう空気がみなぎってる。そんな空気に背中を押されライブ会場への階段を降りて扉を 開いたら開口一番ならぬ会場一番、ヤバイ、クソかっこいい、なんだこのビート、しかも女の子三人!!最前列に飛び出してずっと汗を流しながら踊り狂った!
一人で行ったもんだからこの感動を誰とも共有出来ないなんてああああもう、そんなことは愚の骨頂!彼女らのバンド名も気になるしいかついクラバーな男の人に声かけて共有を試み無事成功。彼女たちの名は<HB>。
HBはアップライトベースにドラム、パーカッションの三人組はおそらくPAも携えてビートに厚みと付加価値をつけてトライバルでアーバンなビートの交錯をクールに生み出しフロアをかき混ぜていた。ヒップホッパーもバンドマンも女も男も踊ったんだよ。
そんなたいそうなご馳走を平らげたカラダは飽くなき乾いたミューズへのリビドーを解放したくなり目は最早オオカミさながら、次にフロアで行われる音楽に視線を注ぎ込んでいた。
< KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE’S×近所のメンバー>その音楽の震源はそういうらしい。スリーMCの多分フリースタイルのユニットでフロアとの距離の詰め方がうまくて 感心してると、センターでMICとってるヤツの節まわしが鎮座ドープネスのモロ影響受け受けで若干冷め始め、隣にたまたまい た<Hmountains>の畠山くんにこれなんてユニットって聞いたところ「鎮座さんがいるコチトラだよ。」と。
ん?
んんん?!
あーー!!本人!?きゃーはずかっしー!本人に節まわしが鎮座ぽいとか言っちゃうおれ恥ずかしい!
いたたまれなくなってそわそわして早く終われ早く終われって念じてたら終わった。
うん。
どんなレヴューだよ。
自戒。
自意識が膨張して真っ赤っかのシェイムを弾け飛ばした後、オワリズム弁慶がはじまった。鋭いストロボに弁慶が入場し、20数名の楽器隊が音を囃し立て始め ると褌の男と羽織一枚の色香たち気味の女が登場し踊り出す。まるで米米CLUBさながらのパフォーマンスと楽曲のボリューム。いろんな人が思い思いの楽器 を演奏し(あるいは演奏しない)て大きなグルーヴを生んでいて、それがしかも笑ってノレるってんだから見ていてなんかとっても参加したくなった。ある種の ブレイクスルー、同じアホなら踊らにゃ損損ってことか。途中で祭り事ということで赤飯握りを配りだし五感が膨れるライブになった。
ちなみにその後打ち上げに参加してちゃっかりオワリズム弁慶に加入しました。
こういうパーティーがやりたいなって思わせてくれるいいパーティーでした。
※TRAP POP。毎月スリー で行っている罠をテーマにしたイベント。罠にハマると一瞬何がどうなったかわからなくなります。自分の身体と意識が一回転して空転状態になる。落とし穴に 落ちてその次の瞬間から穴のそこからよろしく、這い上がってみると実はもう新しい世界になっている。それは世界が変わったのではなく罠に嵌められた痕跡が 私を変えてしまっているのかもしれません。古今東西津々浦々アヴァン、コマーシャルどんどんこい。罠だらけの音楽を集めて新しい世界をみようっていうイベ ント。
次回11/10、次次回12/15
文責 Cheaulait (クマに鈴)