ブラジル「さよなら また逢う日まで」 2011.8.15 14時の回
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初 めて入った紀伊国屋ホール、席も 2列め真ん中と良いところで開始十分前から座ってましたが50〜60年代の懐かしい洋楽ポップスが..やや唐突に始まりながらも スピード感のある動きと展開、それぞれの背景を抱えた個性あふれるキャラクター演じる役者さんの熱気もビシビシ伝わってきました。廃工場という設定も何か しらミステリアスな雰囲気を醸し出しており美術さんの細かいこだわりも..場面展開による夕焼けや夜の感じも非常に良く表現できてました。ストーリーは犯 罪ものとはいえ笑いやトラウマをもつそれぞれの悲哀も含みながら意外なラストへ..とにかく長いやりとりや細かいそれぞれの表情などいかに劇団として練習 をしてきたのかと感心してしまうほど。なかなかここまでの完成度の高いお芝居は見ることも難しいかと思いました。また機会があれば是非見たいと思いま す。
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K兄さん(ミュージシャン)