新宿JAMに、やまのいゆずるのライブへ行ってきた。
やまのいゆずる、のように説明しにくい音楽はない。
静かなハイテンション・ポップ、
ソーダの泡、スペイシーさ、憂うつなストリートの感じ、車の窓から流れていく風景
いずれも、自分の表現にピンとこない…。
…で、全然聴いたことのない感じのミックスされ方。歌詞も変わってる。
よく耳をすますと、何かとても素敵なことを言ってる。
「指し示す 先には 宇宙の花」とか…その他いろいろ。壮大で懐が深いと思う。
不思議な音楽に不思議な言葉がのってるとすんなり腑に落ちてしまう。
照明はなし、プロジェクターで流す映像と音とともに三人が音楽を鳴らす。
三人がその光で揺れる。こっちも暗闇で揺れる。
リズムに合わせて歩いて行けば、映像の流れるスクリーンの中にスッと入れそうだった。
オリジナリティについて考えていた。
音楽に関しては、何を聴いても、大体何かの影響を受けてそうだなってわかる。
わたしは、自分にとって新しいものが見たい。
何が原因かわからなくてドキドキするような感じを、求めている。
わたしにとってやまのいゆずるは、やまのいゆずるでしかないと思って嬉しかった!(INGEL)