2011年5月5日
BABY-Qのダンス公演「FACES BLANK」を観てきた。
ひとつひとつの動作、物の使い方、音、すべてに「全廃」が貫かれていた。
3.11の震災以降の日本、世界。しかし問題は今に始まったことではない。
前作「わたしたちは眠らない」でも東野祥子さんは警笛をならしてたのかもしれない。
とにかく「今」見たかった、「今」の感覚だった。
真っ向からの「攻め」の表現。リスペクト!! (INGEL)
自分の中でずっと眠っていた、なにかとてつもないイメージが喚起させられる舞台でした。
なので、上演中、ずっといろんなことを考えていました。
音と色と生々しい人間の動き、全体の波長というか、リズムが生理的でムズムズ。
ダンスが主軸の舞台はあまり観ていませんが、こんなことってあるんですね。
繋がっていない夢を人に伝えるのが難しい時のように、うまく言葉になりません。
しかし、次も必ず観たい、BABY-Q。
INGEL★R